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春がきた

2026年の桜

春めいてきた。

ずっと暖かくなるのを心待ちにしていたので、本当にうれしい。

夏生まれは、寒いのが苦手

夏に生まれたせいか、寒い季節が苦手。どちらかというと夏の暑さのほうが得意。

少年時代は関西や関東で暮らしていて、真夏のうだるような炎天下の中、外で遊びまくっていた。それから歳を重ねて、北へと移り住んだ時に、夏の涼しさに驚いた記憶がある。

いま住んでいる地域の気候は、夏は過ごしやすい反面、冬の寒さがかなり厳しい。雪はそれほど降らないものの、気温は関東圏に比べると5度くらい低い。この5度の差はかなり大きくて、最低気温が5度と0度の違いで、体が芯から冷えるかどうかが変わってくる。

寒さが苦手な理由のひとつに、自分のルーツも関係しているような気がしている。

両親ともに関西圏の出身で、さらに両方の祖父母がどうやら、中国地方の温暖な地域に暮らしていたらしい。そんなルーツをもつ自分が北に移動することになったので、まだ血が対応できていないのはないだろうか。と勝手に推測している。

妻は、いま住んでいる地元の出身だし、息子も寒い季節に生まれたので、私ほど冬に対する苦手意識がない。なんなら、夏より冬の方が好きだとか言ったりしている。ちょっと理解がしがたいけど、そういうものなのだろう。

冬眠しよう、そうしよう

以前、仕事関係で知り合った方が都心からUターンをして、職場と居住地を変えた理由を「雪にふれられる場所で暮らしたかった」と話していた。それを聞いて、とても素敵な理由に聞こえたと同時に、自分には信じがたい感性に思えた。

海のそばで生まれた人が、海の近くに住みたいと願うように、北国の人間が、冬の寒さや雪に惹かれる場合もあるのだろう。ただ自分にとっての冬は、すべてを奪われるような気持ちになる。寒くて外に出たくなくなるし、洋服も着込まなければならない。雪が降れば、雪かきをしたり、凍結して道路が大変だったり。冬の光熱費が、4万円を超える月もあったり。

イヤだ、嫌いだ。寒いの苦手。と駄々をこねても仕方がないので、冬眠するようにしている。実際に冬眠することはできないので、冬眠するような心持ちで過ごす。省エネで、頑張らないようにする。

ウィンタースポーツでもすれば、楽しみも増えるかと思ったものの、自宅で粛々と趣味などに勤しんでいるのが、一番いいような気がする。自宅を穴蔵にして籠もり、明るく電気を灯して、部屋を暖かくして過ごす。そんなイメージで冬を越した。

冬の間は、暖かい場所に旅行することが、一番理想なのだけど、子どもが学校に通っている現在、現実的ではない。もし、教育の目処がたって、その時、経済的に余裕があれば、暖かいところで暮らしたい。それが、ひとつの夢でもある。

桜を愛でるということ

日本には「桜を愛でる」という言い回しがある。

AIによると
桜を愛でるとは、春に咲く桜の花を観賞し、その美しさや儚さを楽しむ日本の風情ある習慣です。平安時代に貴族の行事として始まり、鎌倉時代以降は宴会(花見)として庶民にも広まりました。単に眺めるだけでなく、散りゆく姿に人生の機微や未来への可能性を見出す情緒的な文化です。 

確かに桜には、情緒を感じるところがある。桜が満開の時期を迎えたとニュースで知って、近所の公園に桜をみるためにランニングへ出掛けた。

若い頃は、花見や桜を観にいく行為は、酒を飲む理由でしかなかったけれど、この歳になると、なんだか無性に桜を観たくなる。そして、実際に観に行くと、散る前に観ることができて良かったなと、しみじみ思ったりする。あと何回、桜を観ることができるのだろうと考えたりもする。きっと、死に近づいているんだろうな。

毎年、桜を愛でるたびに、いまあることに感謝をする自分でありたい。

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